いい子でいるために…
はじめまして、森田ひろみです。
生まれも育ちも埼玉県の私は、両親と2歳上の姉、6歳下の弟に挟まれた5人家族。
子供の頃から両親2人に対して子供3人という構図の中で、なんとなく自分だけちょっとあぶれているような気がしていました。
現在は事務職の34歳で、髪と目の色は濃いブラウンで地毛です。
強い女性に憧れてショートヘアにしています!
ちなみに、一番好きな色はブルー!反対にピンクが苦手…
理由は姉が好きな色だったため、幼少期から遠慮して手に取れなくなってしまったという経緯があり、正直未だに自分が身に着けることには抵抗があります。
本来の私はカワイイものが好きで、10年以上うさぎを飼っていますし、まんまるでピンクの可愛いキャラクター「星のカービィ」を30年以上推しています。
性格面で見ると会った人10人中10人から「真面目だね」って言われるほどの真面目人間です。
負けず嫌いで何でも一生懸命な性格ですが、それが行き過ぎると融通が利かなくなり、頑張りすぎて無理をする…なんてこともありました。
学生時代は勉強・スポーツ・工作や音楽など比較的何でもできたので周りからは優等生に見られ、その印象を維持するためにひたすら「いい子」に徹してきました。
よく友達から「宿題教えて!」と頼まれてこともあり、自分が教えたことで感謝されると嬉しいと思うようになったのはこの頃からです。
姉弟に埋もれないように、友達から頼られるように、いかに大人(特に母親)に褒められるかを気にして過ごしてきたので、相手の求めていることを察する力が備わり、聞き手や相談役になることが多かったです。
その反面、周囲への気遣いが過ぎたり、感情を多く受け取って疲れてしまうこともしばしばありました。
そんな疲れを吹き飛ばす趣味は一人カラオケ。
歌うことでストレス発散にもなりますし、何より言葉より簡単に自分を表現できて、なんだか違う自分になれる気がするのです。
頑張るのは誰のため?(過去)

途中で投げ出すことは悪
学生時代に一番重視していたことは「勉強と部活の両立」でした。
中学ではソフトテニス部で副部長を務め、学校行事にも積極的に参加していました。学校内の合唱祭やボランティア活動にも参加し、充実した日々を過ごしました。
高校では吹奏楽に挑戦しました。周りは中学から続けている人ばかりだったので、高校から始めた私は苦労しましたが、何とか食らいついて部として県大会に出場することができました。
基本的に物事を途中で投げ出すことに罪悪感を持っていたので、必死に文武両道を貫きました。
そのおかげで、ほぼ休みなく練習していたにもかかわらず、追試や再試験になることは一度もありませんでしたし、友達に勉強を教える余裕もありましたね。
常に他人軸の私
学校生活は部活を楽しみながら毎日真面目に過ごしていましたが、常に評価・評判を優先して行動しているような気がして悩む日々。
友人関係でも周囲の目を気にする癖が出てしまい、欲しいもの・食べたいメニューが友達と被ると「被って申し訳ない」という良く分からない罪悪感から敢えて別のものを注文するようにしていました。
こんな風に自分の「好き」を我慢して本心を隠していたので、自分で気づかないうちに秘密主義になっていました。
そのせいか、友達とは上辺だけの会話となり、ある日突然無視され疎遠になったことも…
そんなこんなで私は短大に進学し、新卒で信用金庫に就職しました。
正直に言えば、世間体や親に褒められたい気持ちから選んでしまったので、本当にやりたいことではなかったかもしれません。
就職してからも、相手の感情を第一に考えて行動していたため、遠慮しすぎてしまい、同期や配属先にもイマイチ馴染めませんでした。
孤立するほどではありませんでしたが、一線を置いていた感じ…でしょうか。
人生における大きな挫折
それは、今までの頑張りが全て無駄に思えて、自分の存在意義が分からなくなった出来事です。
金融機関での毎日の数字合わせはとても重責な業務ですが、ある日、自分の処理で100円合わない事態が発生しました。
たった100円と思うかもしれませんが、私にとっては十分に挫折を味わう金額。
何でも無難にこなしていた自分にとって、このミスで配属先のみんなに迷惑をかけてしまったという事実がとても重くのしかかりました。
この時から「人に迷惑をかける自分は最低最悪の存在だ」と思うようになり、やがてその罪悪感や情けなさ、自分を責め続けることに耐えられなくなりました。
いっそ消えてなくなりたいとまで願うほどに。
あるアドバイスが目を覚ますきっかけに
メンタルが落ちるところまで落ち、漠然と「消えてしまいたい」と思う日々。
今までは人に迷惑をかけることを恐れて自力で何とかしてきましたが、今回はそうもいかなかったため、まずはメンタルを回復させるために心療内科を受診しました。
泣きながら予約の電話をした心療内科で、先生からもらったアドバイスは今でも忘れていません。
それは「自分のことをもっと深堀りするといい」というものでした。
深堀りというのは物事をよく考え、知ることだと学び、改めて『自分が何をしたいのか、どう生きたいのか』を考えるようになりました。
そうして初めて、私自身が自分の意志を抑え込み、他人軸や親軸に乗って生きていたことに気づいたのです。
そしてもっと自分のことを知りたいと思い、自己理解や自己分析の本を読みました。
また、カウンセリングにも一時期通ったことで、自分の気持ちを外に出す重要さを実感しました。
これを機に少しずつ自分の考えや意志・希望を外に出すようになり、好きな物も無理に隠さず正直に言うことを心がけるようになりました。
かつて諦めていたやりたかったことを思い出し、チャレンジするようにもなりました。実はこの時に挙げた、やりたかったことのひとつが「カラーセラピー」なんです。
メンタルが落ちるところまで落ちた辛い時期でしたが、自分を知る重要さに気づき、自分を見つめる時間が必要だと感じました。
こういった経験を活かして、だんだんと「同じように悩んでいる方」を助けたいと思うようになったのです。
実際にカウンセリングに通った経験からも、自分の気持ちをいきなり言葉にするのは難しいので、サポートするツールを探した結果、カラーセラピーの活用にたどり着きました。
込み上げる気持ちをそのままにしない(現在)

どんな思いで今の活動をしているのか?
自分を深堀りする過程で占いにも行きましたが、自己理解を目的とした場合、「人に何かを言われるよりも、自分の中にある考えや気持ちを自分の言葉で耳にする」という方法がしっくりきましたね。
ただ、残念なことに長い間抑えていた気持ちというのは、いきなり言語化するのが難しいもの…
なので、まずは「抑えることが正しい」と思っているのが『固定概念である』ということに気付く必要があります。
結局、自分の気持ちを抑えるのも他人の評価を気にしてのことが大半なので、この固定概念に気づくことで「自分の人生は自分で決めていい」と思えるようになりますし、さらに多くの人に自分と向き合ってやりたいことを考える時間を取って欲しいと思っています。
人の価値観に触れることで自分への理解も深まる
さて、「自分と向き合う」と言っても、ひたすら一人で考えていればいいというものではありません。
時には人の価値観に触れることで、新しい視点を得ることができるからです。
これを実感したエピソードがあるので紹介させていただきますね。
とある親子向けイベントにワークショップを出店した際、お母さんと小学4年生の娘さんの親子にセッションを行いました。
カラーボトルを3本選ぶワークで、なんと2人とも全く同じ色を選択!それに驚きつつ、「好みが合うね」と笑い合う2人。
そして、お母さんが選んだパープルのキーワード「癒し」を見た娘さんが「私もこれ…」と選んだことに目を見張るお母さん。
詳しく聞いていくと、娘さんは最近勉強や友達関係で疲れることがあり、癒しが必要とのことでした。
娘さんはお母さんが選んだものの意見を聞いて「自分はどうだろう」と考えて言葉にすることができたわけです。そして、そんな娘さんの心境を知って驚くお母さん。
普段面と向かって言いにくいことや心配をかけたくないからあえて言わなかったことも、カラーセラピーを通して意思表示できた様子を目の当たりにしました。
そんな親子の姿を受けて、私はカラーセラピストとしてひとつの気づきを得ました。
それはセッションを提供する側もクライアント様のお話を聞くことで違う視点を得られ、それがまた「自分ならどうだろう?」と自己理解を深める機会になることです。
人の価値観に触れる重要性を改めて実感しました。
未来に描く姿
私は、自分の気持ちを気軽に出せる場所を作りたいと思っています。
カラーセラピーを通じて、皆さんが自己表現を促され、やりたかったことに可能な限りチャレンジできるようになるなど、ポジティブな変化をもたらしたいです。
かつて自分を見失って紆余曲折した私ですが、今は「答えは自分の中にある」ということに気づいたので、これをより多くの人にも気づいて欲しいです。
そして、何でも1人で解決しようとせず、人の力を借りることを認められるようになることも大切だと考えています。
自分で自分を知ろう!

みんなに伝えたい!自分で自分を知る大切さ
自己表現が怖いのは、自分のことをよく知らないからです。
気持ちをうまく言語化できないのも、自分の知らないことが多いからかもしれません。
分からなくて不安だからといって、誰かの目を気にして他人軸や親軸に従うのではなく、自分軸で生きることが大切です。
見栄や世間体で物事を決めていませんか?自分の心の声に耳を傾けていますか?
抑え込んだ気持ちは消えたわけではなく、溜まっていく一方です。
出せずにため込み続けると、いつか爆発してしまうかもしれません(私のように)。
病院やカウンセリングに行く前に、自分と向き合う時間を作るお手伝いをさせてください。
ちょっとした考えを表に出す場を
やりたいこと・頑張りたいことの宣言の場として、活動している中でのちょっとした疑問を投げかけリアクションを確認したり、情報交換をする場を開催しています。
現在、ZOOMにてお茶会を開催していますが、いずれはオンラインサロンや練習会で自己表現ができる機会を増やしていく予定です。
自己表現のツールとしてのカラーセラピー
カラーセラピーは誰かに提供するだけでなく、自分自身に向けたセッションをすることもできます。
思いついたときに1本手に取ってみると、そのカラーのたくさんある意味から気になるキーワードが見えてくるはずです。
なぜ気になったのか、何が関係しているのか、ここをじっくり向き合うことで今日の私が分ってきます。
「一家に1つ薬箱のように」TCカラーセラピーでのカラーボトルは、初めの講座受講後からテキスト片手に手軽にセッションができるようになります。
無理に我慢を重ねる前に、堅苦しくなく、気張ることなく、自分の気持ちを出す場所・機械としてカラーセラピーの活動を広めていきます。
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